ヘルメットの選び方

ヘルメットのサイズには、
XS(54)、S(55〜56)、M(57〜58)、L(59〜60)、XL(61〜62)があります。
(XXSやXXLの設定のある物も有ります。)

店頭でお客様の試着の様子を見ていると、明らかに大きめのサイズ選ぶお客様が多いです。
販売する側から見ると、お買い上げ頂くのは大変有りがたいのですが、お客様の立場に立ってアドバイスをしています。

大きなヘルメットを使うと、
アクシデントにあった時、非常に危険です。レースでも一般公道でも、頭を守ってくれるはずのヘルメ ットが衝撃で脱げる事が有ります。
(顎紐を締めていても簡単に脱げます。)

ヘルメットと頭が別々の動きをするために走りに集中できません。ゴーグルがずれたり、バイザー が下がって前が良く見えなくなったりします。
又、一体感が無いためにヘルメットが重く感じます。
高速走行中上を向くとバイザーに風を浮けずれたりします。
以上のように、大きいヘルメットを使ってもあまりメリットは無く、デメリットの方が多いです。
自分のサイズはM だとかLだとか決めている人がいますが、本当にそのサイズで良いのか?
各サイズをかぶり比べて本当に自分に合ったサイズのヘルメットをお買い求め下さい。

尚、新しいヘルメットの内装パッドはヘタリがありませんので今まで同じサイズのものを使っていてもきつく感じる事が有ります。
最初は少しきつく感じる位のサイズでも、使い込むとちょうど良くなってくるものです。
バイクに乗っている時にヘルメットサイズの事を考える事はあまり無いと思います。

バイクライディング時には気にならない事を気にして、大き目のサイズを購入しないように注意して下さい。

だからと言って、小さいサイズのヘルメットを販売しようとしているわけでは有りません。
一般的に丁度のサイズを、小さいと勘違いしているお客様は残念ながら多いです。
安全性に注意して丁度のサイズをお選び下さい。